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【チームラボ プラネット TOKYO】次世代アートを全身で感じる親子遠足

今回の記事では、2023年まで展示予定のチームラボ(豊洲)について紹介します。親子はもちろん、友達同士、デート、観光ついで、誰と行っても楽しめると思います。滞在時間は60分~90分くらいでしょうか。

あなたがチームラボに興味を持っているなら、参考にしてもらえるとうれしいです。美術館や博物館に行くような感覚で、マイペースで遊んでみましょう。

11才(小学5年生)の長男と2人旅、立ち寄った様子をざっくりダイジェストで解説します。まずは駅からすぐ、という立地がうれしいですね。ちょっと歩けば豊洲市場があるのですが、その他にはコンビニや飲食店がないので注意です。

行ったのは2022年12月27日。小中学校などは冬休みですが、まだ多くの会社が営業しており、下写真のように思ったほどの混雑ではありません。3割くらいが外国人観光客のイメージです。案内板の各所に英語、中国語、韓国語での表記がありますので、安心だと思います。

このくらいの混み具合で、並びはじめてから20分程度で入口ゲートに入れます。アトラクションの整列のように、何十人単位で区切りながら中に進みます。中に入ったら靴を脱ぎ、さらに進んだ先のロッカーで準備です。

ロッカー(下写真)で靴下を脱いで、膝くらいまでズボンを上げておきます。その他の手荷物や脱いだ服もしまうので、手に持つのはスマホくらいかな。すでにうす暗くて別世界の雰囲気を出してますが、かなり身軽になり準備OKです!

ちなみにロッカーの内側には、QRコードがあるので読み込んでおくと後々参加できる演出があります。ちなみに私の場合は、帰りの準備で気付きました…

ロッカーから出ると分かれ道(下写真)があります。1周目はウォーターエリア、2周目はガーデンエリアなので、この場所を起点に2回出発するわけですが、ウォーターエリアが終わった段階で満腹になって、間違って帰ってしまう人もいるんじゃないかな?と心配になります。

暗い通路を歩いて行くと、水が流れる上り坂を進むことになります。【坂の上にある光の滝】です。一気にチームラボの世界観に飲み込まれます。ちなみに子ども達は水ってだけで大盛り上がりでした。

その先には滝(下写真)が流れています。この幻想的な景色を見て一転、次に入る【やわらかいブラックホール】で全身運動に続きます。写真ではまったく伝わらないのですが、言われてみれば、やわらかいクッション?に沈み込みながら、息を切らして出口を目指す感じです。小学生、中学生なんかはスイスイ進んでいましたが、中年のお父さん足腰をやられます。

下写真は「チームラボって何?」を一言で表している【The Infinite Crystal Universe】です。通路が分かれていて、自由にあちこち行けるのですが、どこで見る景色も不思議な空間、そして次々と光の流れが変わるので、ずっと眺めていても飽きません。

こういう仕掛けを、公共の美術館でもやってしまえば、芸術に対するハードルは相当下がるんじゃないかな…と勝手に思っています。カメラで撮り放題、ちょうどいいくらいのザワザワで、盛り上がりをみんなで共有している感じが心地よいです。

また水のエリア(下写真)です。【人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング】は、鯉が描く模様が次々と変化するのか楽しいです。白い水?に模様を映し出しているわけですが、何とも不思議な空間です。BGMもいい感じです。

ちなみに、ひとつひとつの部屋には暗い通路(下写真)を通りますので、小さい子(保育園児・幼稚園児)だと怖いかも。実際に小学生以上って感じの客層ですね。長男と色々話しながら進むので、お互いの位置はわかりましたが無言だとはぐれてしまいそうです。

下写真は、花や鳥が自由自在に爆発しているちょっとしたプラネタリウムって感じの【Floating in the Falling Universe of Flowers】です。自分達は寝転んで、半球ドームに映る景色に包まれているわけですが、2Dではさっぱり伝わりませんね。景色の移り変わりが単調ではないので、ずっと見ていられます。

ここがクライマックスで、いったん入口付近に戻ります。

ガーデンエリアは基本的に外なので、空を感じながらの鑑賞です。下写真は【呼応する生命の小宇宙の苔庭】です。夜に見た方が、キレイな演出だと思いますが、太陽光の下だとこんな感じです。キラキラのカタマリと一緒になって、写真を撮っている人が多かったですね。

続いては、また鏡に映った景色が印象的な【Floating Flower Garden】です。ここも寝転がったり、逆さの花々と近くで歩いたり、座って見上げたり、自由に過ごせるわけですが、唯一ホンモノの命に囲まれて(私にとっては)ほっとする場所でした。個人的には、ウォーターエリアとガーデンエリアの順番が反対の方が、世界観に入り込みやすくて面白いのでは?と感じます。

長男は、とにかく全部楽しかった!と満足でした。手持ちのカメラとスマホで撮りまくって、その場で家族に共有していました。

写真多めで紹介しましたが、全身で体験できる芸術なので、全然ネタバレ感はないですね。感動を共有したい人と一緒に行ってほしいチームラボでした。

 

 

チームラボ プラネット TOKYO DMM

東京都江東区豊洲6丁目1ー16

・ゆりかもめ新豊洲駅から2分程度

・有楽町線豊洲駅から10分程度