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MAN WITH A MISSIONの1stアルバム【MAN WITH A MISSION】全曲解説とおすすめ3曲をピックアップ

MAN WITH A MISSIONのアルバム(メジャーデビュー後のみ、ベスト盤除く)を全曲解説をしながら、個人的におすすめしたい曲をピックアップしたいと思います。

マン ウィズ ア ミッション、通称「マンウィズ」とか「MWAM」のように、いろいろな書き方や呼ばれ方をしていますが、すっきりと「マンウィズ」で統一しています。あなたが

「マンウィズって聞いたことあるけど、どうなの?」

「気になるけど、アルバムってどういう感じ?」

と考えているようであれば、参考にしてもらえるとうれしいです。

 

今回の記事は、メジャーデビューアルバムである【MAN WITH A MISSION】です。ファンの間でも「このアルバムが最高に好き」っていう方は多いと思います。それくらいマンウィズの魅力や可能性が高濃度でギュッと詰まったアルバムだと感じています。

①DANCE EVERYBODY

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

1発目のギターから、とにかく疾走感抜群で駆け抜けます。マンウィズを初めて知って、このアルバムをアタマから耳にすると、ジャケットの印象とPOPな曲調のギャップに驚くかもしれません。タオルを頭上でグルグル回す光景が本当に似合う1曲で、聴けば聴くほど、ファーストアルバムの1曲目はこの曲しかありません。

マンウィズが手掛ける曲は、ほとんどの歌詞が英語で占められていますが、たまに入る日本語がさりげなくてカッコいい、そういう言葉の使い分けもあっさり受け入れちゃう魅力がありますね。

 

②FLY AGAIN

作詞 Kamikaze Boy / Jean-ken Johnny

作曲 Kamikaze Boy

初めて聴いた時、1曲目は、ツインボーカルなのか、ボーカル+コーラスなのか正直わからなかったのですが、FLY AGAINを聴いて Tokyo Tanaka(トーキョータナカ)と Jean-ken Johnny(ジャンケンジョニー、普通に読めるまで結構時間がかかる…)のツインボーカルなんだって認識して、一気に印象が変わりましたね。

Aメロやラップは Jean-ken Johnny、Bメロやサビは Tokyo Tanaka っていう組み合わせが多いかな。Jean-ken Johnny のスピード感あるボーカル、Tokyo Tanaka の優しく吸い込まれそうなボーカル、どちらの声も大好きですが、この曲に関してはベスト盤に入っている FLY AGAIN 2019 の方がボーカルエフェクト少なく、サンプリングが盛っているので好みです。

サビでガウッガウッと両手を上げて盛り上げる、マンウィズライブの超定番です。

 

③SCENT OF YESTERDAY

作詞 Kamikaze Boy / Jean-ken Johnny

作曲 MAN WITH A MISSION

直訳すると「昨日の香り」というミディアムです。ラブソングかと思いきや、美しいメロディで世界の終わりや新しい誕生を歌っており、個人的にはマンウィズ版の創世記みたいなイメージで聞いています。

アルバムには他にも壮大なバラードが収められていますが、この曲が3曲目にあることで、1枚通してのバランスが奇跡的にとれている気がします。

 

④NEVER FXXKIN' MIND THE RULES

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

インディーズからの定番ってことで、曲のスタートも歌詞も激しいですね。なんかわからなくても「すいません」って気分になるくらい刺さります。ルールなんて気にするなっていう勢いでガンガン攻めてきますが、曲順でいえば、⑧の NOTHING'S GONNA CHANGE MY WAY と並べちゃってもいいんじゃないかな?と思うくらい、この2曲は飛び抜けています。

 

⑤RAIN OF JULY

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

スローバラードです。別れた相手(と解釈していますが)にも希望が降り注いでほしいと祈り続けるラブソングではありますが、東日本大震災の際には平和や復興への想いを込めた1曲として、限定チャリティーシングルとなりました。

全編日本語の歌詞にあって「信じた数だけ奇跡が生まれる」こういったメッセージは、本当にマンウィズらしいと思います。

 

⑥HASTA LA VISTA

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

不思議なイントロから、Jean-ken Johnny による食い気味のAメロ、キャッチーなサビでタイトルを連呼します。スペイン語で「さよなら」とか「また会おうぜ」といった意味のようです。ただし英語で歌っている歌詞は相当に過激なので、どちらもニュアンスが違うような…

 

➆TRIUMPH OF THE DAY

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

伸びのある声で高らかに Say yeah と歌い上げており、このシンプルな曲がアルバムのラストでも面白いんじゃないかな?ってくらいスカッとする曲です。直訳すると「今日の勝利を大声で歌おう」みたいなサビですね。⑥~⑧は深いこと考えずに一気に聴いちゃいますね。

 

⑧NOTHING'S GONNA CHANGE MY WAY

作詞 Kamikaze Boy / Jean-ken Johnny

作曲 Kamikaze Boy

前述のように、なかなか攻撃的なメロディと歌詞で迫るものがありますが、アルバムのエンディングに向けて加速するロックチューンです。他のファンには怒られるかもしれませんが、他のバンドでも歌えたであろう1曲です。しかしこのあと続く、⑨DON'T LOSE YOURSELF と ⑩WHITE WORLD が同じバンドの曲とは思えない振り幅に、この曲の価値があるように感じます。

 

⑨DON'T LOSE YOURSELF

作詞 Kamikaze Boy / Jean-ken Johnny

作曲 Kamikaze Boy

アルバム【MAN WITH A MISSION】では、個人的に1番好きな曲です。オープニングから徐々に盛り上がる、ダンサブルナンバーです。全編にわたりギターのエッジが効いており、どうすればこんなメロディが思い浮かぶの?と聞きたくなるくらい「自分を見失うな」と繰り返すサビが、とにかくカッコいいですね。

 

⑩WHITE WORLD

作詞 Jean-ken Johnny

作曲 Jean-ken Johnny

ドラマチックなバラードがアルバムをしっかりと締めてくれます。⑤RAIN OF JULY と同様に全編日本語で「巡り合う奇跡 信じて 見つめて うつむかずに歩いて行こう」といったメッセージもどこか通ずる部分があります。

この曲と5thアルバム【Chasing the Horizon】に収められている Find You「どっちが好きですか?」と聞かれたら、毎回答えが変わってしまうんじゃないかってくらい、私の中では近い雰囲気を感じている2曲です。

 

ダウンロード版はこちら

 

マンウィズの全曲から、私なりにお気に入りリストを作るとしたら

①DANCE EVERYBODY

⑨DON'T LOSE YOURSELF

⑩WHITE WORLD

の3曲をピックアップします。実際にそうしていますが…

捨て曲なし!と評する方もいますが、本当に同感です。昔からマンウィズが大好きな、たくさんのファンからすると「違うだろ!」というポイントも多々あるかもしれませんが、あくまで個人的な想いを含めて紹介させていただきました。マンウィズ好き同士がぶつかるのは、マンウィズが望むところではないと思いますので、広い心で読んでもらえると幸いです。