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【舌切雀のお宿 磯部ガーデン】おとぎ話の世界観でのんびりステイ

今回の記事では、群馬県安中市にあります磯部温泉の一角「舌切雀のお宿 磯部ガーデン」を紹介します。群馬県には、草津温泉や伊香保温泉をはじめとして、全国的にブランド力がある温泉エリアが数多くありますが、磯部温泉も「♨」マーク発祥の地とも言われ、草津温泉に負けない知名度があります。

埼玉県寄りに位置しますので、宿泊の前後で遊べるリゾートも数多く、北関東自動車道や上信越自動車道とのアクセスが良いのもポイントですね。あなたが温泉旅行、北関東方面への旅行を検討しているようでしたら、参考にしてもらえると幸いです。

安中市に入ってしばらく進むと、ありました磯部ガーデン、舌切雀のお宿なのでもっとこじんまりしたイメージでしたが、なかなかの大きさ。子ども達も早速写真を撮っていました。

夏はプールも使えるようですね。群馬県も真夏は暑いのでうれしい施設ですが、チェックインが夕食直前だったので、残念ながら眺めるだけでした。水着なかったですし…

館内のあちこちにスズメをモチーフにした飾りつけがあります。親目線で見ると、そんなにしつこくなく、さりげなく飾ってあるので好感度高いです。子ども的には「スズメを探せ」の楽しみもあるので、館内をふらふらするだけでも飽きないと思います。

館内はきれいで、あちこちに休憩スペースがあるのがいいですね。窓からは中庭の木々や遠くの山が見えて、自然がたっぷりです。感染対策でサーキュレーター等もしっかり設置されていました。

部屋の様子です。楽山館、楽水館、楽風館と分かれていますが、今回泊ったのは楽山館です。絵に描いたように空、山、川、橋がいっぺんに目に入ります。2~6人用の部屋でしたが広さも充分、高校生の長女が小さい部屋を占領して、なかなかいい感じのバランスでした。

部屋にも一応浴室があります。水回りも含めて清潔な印象なので、部屋の中だけでも充分快適に過ごすことができると思います。子ども達はこの時点でホテルにとっても満足していました。

下の写真は窓からの眺めです。ちょうど雲の間から夕焼けっていうタイミングでしたので、思わず1枚。部屋が6階だったので、さすがに川の流れの音は聞こえませんでしたが、リゾート感たっぷりの風景です。

夕食はスタート時間が選べたので、ちょっと休んで18時30分にしました。ドリンク類は別注文(追加料金)ですが、ボリューム、味ともに満足です。サービススタッフの方々がよく動いてくれるので、まったくストレスはなかったですね。

料理にもスズメが登場します。写真にうまく収められませんでしたが、子ども用の料理にも面白い仕掛けがあって、楽しんでワイワイやっていました。夕食はトータル1時間半くらいかな?5才の次女があちこち動いちゃって大変じゃないかな…って心配もあったのですが、全然飽きずに食べていました。

下の写真は子ども(未就学児)用のプレートです。席に座った瞬間は、どうしても子どもの席は皿数が少なくて寂しい感じがあるのですが、このプレートが届いたら満足してくれたみたいです。

ゆっくり夕食、夜食をいただいた後は、のんびり歩き回りながら大浴場に向かいます。所々の通路が適度にライトアップもされていて、なかなかの雰囲気です。

中庭はもうちょっとゆっくりと眺めたいくらい、どの時間に見てもきれいでしたね。8月だったので、緑が全開でした。館内の広さは、ギリギリ迷子にならない程度でしょうか、個人的にはちょうど良かったのです。気になったのは、エレベーターの扉がすぐに閉まってしまうことくらいかな?(5人家族だと「開」を押さないと確実にドアに激突)

下の写真は1階の大浴場です。無人のタイミングで撮らせてもらいましたが、露天風呂がいくつかあり、温度がバラバラ(たまたま?)なのがうれしかったですね。遅い時間になってしまいましたが、きれいに管理されていると思います。

タイミングが合えば、ロビーで下のような人形劇が見られます。舌切り雀の物語を改めて復習してみましょう。読んだことあるんだろうけど、私の場合は意外と「どんな話だっけ?」というくらい忘れてしまっています。

下の写真は、翌朝のバイキング会場です。♨マーク(温泉マーク)発祥の地だからかどうか不明ですが、大きく奥に掛かっています。

これまた予定時間を過ぎてしまって、バイキング終了となる9時ちょっと前のタイミングで行くことになってしまいましたが、快く対応していただきました。時間になるとドリンクをはじめ、どんどん片付けてしまうのですが、その間際まで充分な量の朝ごはんが用意されているのは感謝でした。

子どもはカートを押しながら選ぶことができ、おそらく写真で見るよりもゆったりしたスペースだと思います。

かなりどうでもいいのですが、私の朝食プレートです。そば、小鉢、おでんに地元名物のこんにゃくが使われています。正直なところ、味の違いはわかりませんが…

下の2枚は2階の大浴場です。こちらは露天風呂が1つしかありませんが、内風呂が大きくて入りやすいです。この時、チェックアウトの30分前なので、またもや貸切状態です。

大浴場からの眺めはこんな感じ。アメニティも一通り揃っているので、部屋からタオルさえ持っていけば手ぶらでOKです。個人的には、1階より2階の方が内風呂から大自然を眺められるので好きですね。小学生の長男と、チェックアウトギリギリにも関わらず、ゆっくりした時間を過ごしました。

2022年8月現在ですが、Googleの口コミに投稿すると「したきりすずめ」の童話絵本がもらえます。これは最後にうれしいですね。絵本がもらえるからではなく、家族の満場一致で★★★★★の評価を付けました。もちろん上には上があるでしょうが、コストパフォーマンス的に文句なしです。

今回は「行ってみて良かったホテル」ということで「舌切雀のお宿 磯部ガーデン」を紹介させていただきました。本当におすすめできるホテルでないと、なかなか記事にして書けないのですが、少しでも魅力が伝わると幸いです。

群馬方面への温泉旅行をお考えでしたら、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

最後におまけ、電気自動車派にはありがたい、EV専用充電器が設置されています。暗証番号を押してもらい無料(2022年8月時点)で充電させてもらえます。

坂だらけの道を走ってくるので、観光に向かう出発時に満充電でスタートできるのは非常に大きいです。このサービスは続けてほしいですね。どこに宿泊してもEV充電ができる時代になってほしいものです。