今回の記事では、栃木県が誇る名湯エリア、鬼怒川温泉〜川治温泉〜湯西川温泉をダイジェストで紹介します。
書いている現在は、2021年11月上旬です。コロナ感染者もいったん落ち着き、随分と県外からも観光に訪れていました。
訪問したことのない方には、少しでも日光鬼怒川の魅力が伝わって、いつの日か直接行ってみようと思っていただけるとうれしいです。すでに行ったことあるよって方にも懐かしんでもらいたいですね。
まずは鬼怒川エリアです。それぞれ特徴がある6本の橋がかかっていますので、そこからの眺めを中心に紹介します。
最初は一番南(ICに近い)にある鬼怒川楯岩大吊橋です。
近くに駐車場もあり、立ち寄る観光客も多いですね。結構揺れるので小さい子は怖いかな?吊橋から遠くを眺めても下を眺めても楽しめるオススメのスポットです。
次は立岩橋です。
ここは川治温泉に続く道路と有料道路の入口になっており、自動車で通行する橋というイメージです。近くに駐車場はないのですが、コンビニはあるので寄り道する機会も多いと思います。遠くの山々がキレイに見えるスポットです。
そこから北に向かうと、鬼怒川温泉ふれあい橋があります。
ホテルが建ち並ぶエリアなので、宿泊したことがあれば知っている方も多いと思います。歩道専用で幅広なのでゆっくりぶらぶら歩けます。
川沿いに大きな岩がたくさんあるのが特徴です。映っているのは鬼怒川温泉 山楽です。
いかにも観光地っていう雰囲気で、紅葉を楽しむことができます。全国展開しているグループである伊東園ホテルニューさくらも近くにあります。
続いて、くろがね橋です。
ここのオススメは無料で楽しめる足湯です。ちょっと階段を登ったところに駐車場があり、ぜひ利用してみてはどうでしょう。
ここも鬼怒川エリアの中心地なので、車でも歩いても利用する場面は多いかもしれませんね。鬼怒川温泉ふれあい橋からも歩いて行ける距離です。
くろがね橋から北に向かうと滝見橋です。
ここも駐車場があり、最初の鬼怒川楯岩大吊橋と存在感としては近いと思います。滝見橋の方がこじんまりとしていて、さらに階段を降りたところにあるので、鬼怒川に寄るイメージです。
渓谷にポツンと渡っている吊橋なので自然満喫、どこに目を向けてもシャッターを切れるので、ここもぜひ立ち寄ってほしいオススメのスポットです。
鬼怒川エリアの最北端は鬼怒岩橋です。
歩道は片側、いかにも自動車で渡るための橋ではあるのですが、遠くに広がる景色は抜群です。
鬼怒川エリアを抜けて15分程度で川治温泉です。ここも名湯が多いのですが、紹介したいのは川治ふれあい公園です。
散策できたり、少し降りると足湯、露天風呂が並んでおり温泉街にやって来た実感を全身で感じられるでしょう。
下の写真は、伊藤園グループの一柳閣本館です。川治ふれあい公園はすぐ隣ですので、ホテルを満喫するだけでなく、足湯や別の温泉を楽しんだり散策できます。
道の駅湯西川は、ちょっと珍しいので簡単ではありますが紹介します。もちろん道の駅として一通りの設備は整っていますが、日帰り温泉があること、そして湯西川温泉駅が地下にあることが特徴です。
タイミング次第ではありますが、紅葉のトンネルから駆け抜ける電車を見ることができ、シャッターチャンスを狙って本格的なカメラを構えて待っている方もちらほら。野岩鉄道の会津鬼怒川線で東武鉄道を接続しています。
電車で来ても、ここなら温泉や水上バスを楽しめるのは注目です。
道の駅からしばらく走りますが、湯西川温泉に到着です。少し前まではトンネルが整備されておらず、本当に遠い秘境みたいな温泉スポットだったようですが、かなり近くなりました。
日光の大沢ICから60分程度でホテル湯西川にたどり着きます。
さらに進むと観光地、平家の里があります。冬はかまくらを利用したイベントがありますが、紅葉シーズンも抜群の景色です。なぜ平家って思う方も多いのではないでしょうか?
平安時代から鎌倉時代に移り変わる激動の時代に、平家追討が厳しくなり、落ちのびた先が湯西川温泉という伝説があるようです。栄華を極めた平家、その平家落人、ロマンに想いを馳せるのも一興です。
ちょっとした休憩ポイントにもなっているので、買い物をしたり、景色を楽しんだり終日楽しめると思います。
同じような景色を平家落人も見て、そこでどんなことを思っていたのか…想像してみると不思議な感じですね。
以上、鬼怒川温泉から最後は湯西川温泉、平家の里までドライブするような感じで紹介しました。
江戸時代は大名や僧侶のみが訪れることが許されていた鬼怒川温泉。中禅寺湖とはまた違う魅力を感じてもらえると思います。実際に走ってたり歩いてみてほしいですね。
参考になれば幸いです。