20年以上も前のゲームですが、リッジレーサーがゲームセンターでメチャクチャ流行りました。当時はSEGAのバーチャレーシングで「なんかよくわからんけど、ポリゴンを使って3D表現ができるらしいぞ」という時代です。
その後、バーチャファイターが登場したりして、徐々にアニメーションの延長だった2Dゲームが、あれよあれよと3Dに移行した時代です。その頃は、namcoが追いかける立場でした。
バーチャファイターを追いかけて「鉄拳」シリーズ。
バーチャレーシングを追いかけて「リッジレーサー」シリーズ。
と非常にわかりやすい構図です。仲間内ではSEGA派、namco派、その他カプコンの格闘シリーズ派、コナミなど定番派、といろいろ派閥が分かれて面白い時代でした。そんな当時に生まれた名作が「リッジレーサー2」です。ずるずる滑るドライブ感覚が、本当の運転に近すぎて怖い？衝撃が大きかった記憶があります。ドライブ感覚も独特でしたが、とにかくBGMがインパクト抜群でした。
そのBGMも良い意味でゲームっぽくない、クラブハウスでガンガン流れていてもおかしくないくらい洗練されていました。初代リッジレーサーのリメイク曲が秀逸で「Rotterdam nation 94」のぶっ飛び具合は、何も気にせずにアレンジしたような自由なメロディーが頭の中を支配しました。
話はガラッと変わりますが、その「Rotterdam nation 94」とにかく喋っているのか歌っているのか、やかましい曲ですが何を言っているのか意味不明なことも魅力でした。今ならわかります。2020年のコロナ禍を予言していたとしか思えません。
手洗い・うがい、こんなに大事だったんだ！と痛感する日が来るなんてちょっと信じられないですね。手洗い動画が流れて、どこに集まっても「手を洗いましょう」家に帰っても「まずは手洗い」すごい時代になりました。でも最高の予防法なのでしょうがありません。
ぜひ動画を見てもう一度頑張ってみましょう。
