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氷室京介「勝手に」お気に入りの曲ランキング

私が大好きな氷室京介についての記事です。バンド時代も含めて35年のキャリア、たくさんある名曲から勝手にランキングを紹介したいと思います。あなたも大好きなら「へぇ…そうなの?」と楽しんでもらえるかもしれません。「ヒムロック?誰それ…」という若い方には、ぜひ知ってもらいたいですね。

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この30年、世界は大きく変わりました。経済と政治のグローバル化が進んで、携帯電話とスマホが生活スタイルを変えました。私が中1の頃は、どこかに遊びに行く前に

「6時くらいまで〇〇と駅前行って遊んでくる…」

と帰る時間だけ伝えて、まるでスラムダンクの三井くんのようにゲーセンに遊びに行ったものでした。帰る時間が遅くなっても、家族は連絡のしようがなく、ひたすら待つ、そして帰ったら怒られる、そんな世界でした。あの頃はどうやって待ち合わせしていたんでしょうね。奇跡的です。

 

話がノスタルジックになりました。世界がそれほど激動しても、氷室京介はストイックに良い曲を追及して、氷室京介ブランドをいつも磨いていた印象です。テレビに滅多に出ることはなく、珍しくレギュラーだったFMラジオはカセットテープに録音して、擦り切れるほど聞いたものでした。歌ではなくて、トークを。

 

そんなわけで氷室京介特集、今回はオススメの曲をランキングです。

 

1位 HEAT
いきなり1位からですが、勝手に悩みましたね。自分で選んでおいてなんですが、HEATが1番好き!っていうファンはあまりいないのではないでしょうか。

アクセルを踏み込むオープニング、Bメロへの入り方、ボウイでも歌えたであろう歌詞とサビのメロディ、哀愁的なエンディング、どこを切り取っても「いかにも」なのでこの1曲です。

 

2位 CALLING
聴いた回数では自分史上最多でしょう。本当に聞いた回数、頭をグルグルしていた回数を合わせたら、おそらく天文学的な回数だと思います。1番好きなセカンドアルバムのラストから2曲目で、当時高校生でしたが「眠れぬ夜をいくつ数えたら」で幕開けする歌詞が脳天直撃でしたね。何度でも一生聞ける1曲です。


3位 LOVER'S DAY
ここは定番中の定番です。masterpiece のアレンジ版も好きです。これまた高校生だった私は「こんな大失恋をしてみたい」と空想が止まらなかったですね。バンドでは絶対に歌えない、氷室京介の声でなければ完成しない、時間が経つほど好きになる、と何拍子でも揃う男のバラードです。


4位 MOON
当時、連日のように湾岸戦争のニュースが流れ「ホントに戦争って起きるんだ…」とか「これから世界はどうなるんだろう」と目に見えない不安を抱えながら聞いていました。冷戦が終わり、新たな火種がくすぶっていた時代です。
「何もかもひとつになるまで、見つめていてほしい」と月に願う、氷室京介が歌う曲のなかでは、かなり珍しい目線の歌詞です。ひとつになるのは、残念ながらまだまだ先になりそうです。


5位 SUMMER GAME
キャッチーな1曲です。当時小5の長女とラストギグス2日目に行きましたが、最後を飾った思い出の1曲ですね。長女も最初に覚えた曲でした。

ライブ、ドライブ、BGM、夏以外でも、どんな場面でもキラキラ映えるノーリーズン、コカコーラのような曲です。


6位 safe and sound
突然のコラボでしたが、メチャクチャカッコいいですね。マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイとの掛け合いがたまりません。GLAYとのコラボも良かったですが、こっちはロケットを2基搭載したかのような加速感です。

ほとんどプライベートが知られず、スキャンダルも皆無、誰にも迎合しない、ロックスター氷室京介を体現している1曲です。


7位 SWEET MOTION
ぜひライブで聞きたかった曲です。6位に続いて氷室作曲ではありませんが、氷室京介が歌うと関係ないぜ!ってことを証明しています。歌詞が良かったら1位になってもおかしくないのですが、まるでボウイのような感覚重視の単語の羅列でもったいないです。アルバムの中だからこそ輝く曲の見本です。


8位 ANGEL
氷室京介がものすごく大切にしていることがよくわかります。ファンにとっては、ボウイ解散後のファーストシングルということで「ホッとした」記憶があります。
詞・曲がソロアーティストとして完成してしまい、ひょっとしたらこの殻を壊すために、いろんな挑戦があったのかもしれません。そういう意味では「天使」というタイトルはかわいすぎますね。


9位 REVOLVER
バラードベストで聞いて、さらに好きになった曲ですね。絆をテーマに歌っていますが、まるでウイスキーのように、現在私が40代だから刺さるのだと思います。
ホンモノの絆って何?考えさせられる名曲です。


10位 So Far So Close
バラード中心のMELLOW、バラードベストのLa Pluie にあっても、音楽室にあるピアノのように当たり前の存在感が半端ないです。メロディーが素晴らしく最後まで聞き入ってしまいます。


11位 WILD ROMANCE
最初は「なんか賑やかなロックだな…」くらいの印象で、そうでもない曲でした。規格外のパワーを持っていて、どんどん好きになる曲です。ボーカル&ギター&ベースがしっかり絡まって、かなりカッコいいアメリカンロックです。もし息子が「ヒムロックってどんな曲を出してたの?」と聞いてきたら、この曲か SUMMER GAME ですね。


12位 IN THE NUDE
結局トップテンに収まらず、あと2曲は加えないとスッキリしないので、プラスしちゃいました。追い越し車線が似合う1曲です。サビの爆発を予感させる前奏と、ちょうどいい感じの夜っぽさがステキです。

 


L'EPILOGUE <初回生産限定盤>


別に狙ったわけではないですが、シングル曲とアルバム曲がバランス良く混ざっていると思います。最後のベストアルバム L`EPILOGUE を作る際に行った人気ランキングは、かなり意外な結果でしたが、そんなもんでしょう。私の上位はやっぱりいろんなシーンと重なるので、人それぞれにはなりますよね。

ちなみにその人気ランキングの結果はこちら。

ラストギグスで歌ってほしい曲ランキング(WEBアンケート合計238,534票)

1位 LOVER'S DAY

2位 ANGEL

3位 REVOLVER

4位 The Sun Also Rises

5位 DEAR ALGERNON

6位 KISS ME

7位 IN THE NUDE

8位 SLEEPLESS NIGHT

9位 Say something

10位 SEX&CLASH&ROCK’N ROLL

DEAR ALGERNON については、私も瞬間風速で1位になる曲です。GLAYとのコラボで電撃的に発表されたSay something も捨てがたい…止まらないです。